秘密組織に属する怪盗マーキュリーはボスの依頼により、時価数十億円もの価値がある“クレオパトラの涙”という宝石を盗みに、東京湾に浮かぶ孤島に潜入した。万条目誠一郎という財界を裏で操る男が所有するその島にたどり着いたマーキュリーだったが、目指す建物へ向かう最中の森で、未知の生物に襲われてしまう。マーキュリーの片足を飲み込んでいく未知の生物…。何とかナイフで退けるも、進入した建物の中で“古代人の頭部”に舌でからめとられ、足元から、そして頭から飲み込まれていく…。最後には巨大化した食虫植物に飲み込まれ、体内で徐々に衣服を溶かされていくマーキュリー…。果たして脱出は可能なのか…。