「他を生かすために生きる」航空自衛隊航空救難団、その任務は航空機事故に遭遇した搭乗員の救助のみならず、現在では、震災などの災害派遣や、急患輸送の民生協力など、国民からの信頼や希望も厚い。普段は、その活躍を一般に見ることは少ないが、毎年全国各地で開催される航空祭にて、その活動の一端を「救難展示飛行」にて見ることが出来る。この映像は、救難ヘリコプターUH-60Jと救難捜索機U-125Aの、航空祭でのフライトを中心に、航空救難隊のデモフライトをあますことなく紹介している。あらゆる事態に備え、時には24時間不眠不休で活動する、救難隊員は心身ともに強靭で無ければならない。日夜、厳しい訓練に耐える彼等の活動は、航空自衛隊と国民生活を、影で支える「本当に信頼出来る」頼もしい存在である。